海外から学ばない人 コロナと検査数
韓国外務大臣、康京和外相のBBCのインタビューをみました。
なぜ韓国がロックダウンをせずに新型コロナの感染拡大を抑えているかについて語っています。
英語が苦手な方も彼女の英語はかなり聞き取りやすいので挑戦して聞いてください。
私の政治思想は中立です。
その立場で考えても彼女の言っていることに賛同します。
韓国がなぜロックダウンせずに感染を抑えたのか。
それはテスト(検査)の数にあります。
繰り返し述べていることは、
OpennessとTransparency。
オープンネスと透明性。
つまり、データをとって公開し、透明であることにより、感染拡大を封じ込める対策を未然に行えるということです。
データ、エビデンス、サイエンスをもって、感染を食い止めているんです。
オープンネスと、透明性はイタリアも同じです。
私は、2月からイタリア全土の州別感染者数のデータを毎日見ていました。
それで、まだウンブリア州ペルージャはまだ感染者0だから大丈夫、と自然に判断していたんですね。
ここは日本が変わらなければいけない部分です。
私はこの数週間で日本に住む多くの友人と話しましたが、データがないのに盲信的に"集団免疫"をまだ信じている人が多かったです。
イギリスが医療崩壊の場合を計算して夏までに自国で約50万人が亡くなると判明し、3/23に即"集団免疫"から"ロックダウン、ソーシャルディスタンス"方式に切り替えたあとも、日本はまだ時が止まったままです。
日本はまだ集団免疫を信じている人がいる。
だから誰もが、政治家ですら、免疫を高めるだけの"神頼み状態"に陥っているということに気がつきました。
後半彼女はこう語っています。
要約すると
"私たちはCOVID-19は国の問題ではなく、世界の問題だと認識しています。手助けする準備ができています"
と。
誰が各国の手助けを止めているか、言わなくてももうわかりますよね?
私たちは海外から学べるのに、それを止めているのは誰ですか?
恥を知ってほしいです。
その止めている"誰か"がこの状態を招いているんですよ。
私は自分の過ち、誤りを認識し、訂正できる人でありたい。
今でも笑ってごまかして、論点をずらして、他の誰かを批判して、自分には批判が来ないように動いている人が私の元友人にも多いですが、見ていて頭にきますね。
自分が全部まいた種なのに。
ただ私は今からでも人は変われると思っています。
本人にその気があれば。